vi
エディタで矢印キーを押すと、左で「D」、右で「C」、上で「A」、下で「B」と表示される現象は、vi
が古い互換モードで動作しているために発生します。このモードでは、矢印キーの入力が正しく解釈されず、結果としてこれらの文字が表示されてしまいます。
解決方法:
vim
のインストール:vim
はvi
の改良版で、矢印キーの問題が解決されています。以下のコマンドでvim
をインストールしてください。
sudo apt-get update
sudo apt-get install vim
vim
の設定ファイルを作成・編集:
ホームディレクトリに.vimrc
という設定ファイルを作成し、以下の内容を追加します。
echo "set nocompatible" >> ~/.vimrc
この設定により、vi
互換モードが無効化され、矢印キーが正常に動作するようになります。
vim
の使用:
今後はvi
の代わりにvim
を使用することで、矢印キーの問題を回避できます。例えば、ファイルを編集する際には以下のようにします。
vim ファイル名
補足情報:
vi
とvim
の違いについて詳しく知りたい場合は、以下の参考記事をご覧ください。vim
の基本的な使い方やコマンドについては、以下の記事が参考になります。
これらの手順を実行することで、vi
エディタでの矢印キーの問題を解決できます。