NFS 4.0と4.1の違いについてだけど、ちょっとざっくり説明するね。
1. セッションのサポート
- NFS 4.0:セッションって考え方がないんだよ。だから、サーバーやネットワークで問題が起きたとき、ちょっと復旧が面倒なんだ。
- NFS 4.1:ここで「セッション」が導入されたおかげで、クライアントとサーバーのやり取りが安定してて、エラー処理とかもやりやすくなってる。
2. パラレル NFS (pNFS)
- NFS 4.0:pNFSっていう機能がないから、アクセスは基本的に1つのサーバーに頼ってた感じ。
- NFS 4.1:pNFSが入って、複数のストレージサーバーに並列でアクセスできるようになったんだ。だから、パフォーマンスがグッと上がったわけ。
3. ロックの改良
- NFS 4.0:ロック機能はあったけど、シンプルだったから負荷が高いとちょっと効率悪いことがあったんだよね。
- NFS 4.1:ロック機能も改良されて、セッションと組み合わせて使うことで、もっとスムーズに動くようになった。
4. クライアントのリカバリ機能
- NFS 4.0:ネットワークが落ちたりサーバーが再起動すると、リカバリが面倒なこともあったんだ。
- NFS 4.1:セッションがサポートされてるおかげで、障害からの復旧がスムーズになって、無駄な時間が減った感じ。
5. レイアウトとスケーラビリティ
- NFS 4.0:ストレージのレイアウトとかには特に大きな機能強化はなかった。
- NFS 4.1:pNFSでデータのスケーラビリティが良くなって、負荷分散も効率的にできるようになってるんだよね。
6. 操作モデルの変更
- NFS 4.0:クライアントからサーバーに1つ1つリクエストを送って順番に処理する感じ。
- NFS 4.1:複数のリクエストをまとめて処理できるようになったから、パフォーマンスも良くなった。
まとめ
NFS 4.1は、4.0に比べてセッション管理とかpNFSのおかげで、信頼性もスケーラビリティもパフォーマンスもアップしてる。特に、大規模な環境でガンガンデータ扱うときには、4.1の方が頼りになるよ。