locate
と plocate
は、どちらもシステム内のファイルを高速に検索するためのツールですが、次の点で異なります。
locate
- バージョン: 4.9.0-5
- パッケージ名:
mlocate
- 特徴:
- 伝統的な
locate
コマンドの実装です。 - 長い歴史があり、広く使用されています。
locate
はデータベースの更新に時間がかかることがあり、大規模なシステムではやや遅いと感じることがあります。
- 伝統的な
plocate
- バージョン: 1.1.19-2ubuntu1
- 特徴:
plocate
は、mlocate
の代替として設計されており、特にパフォーマンスとリソースの効率性が改善されています。- データベースのサイズが非常に小さく、更新や検索がより高速です。
mlocate
と互換性があり、同じインターフェースで使用できます。
どっちがいい?
plocate
は、mlocate
よりも新しく、特にパフォーマンスや効率性を重視しているため、一般的には plocate
の使用をお勧めします。特に大規模なファイルシステムやリソースが限られた環境では、plocate
の方がメリットが大きいです。
ただし、システムが小規模であり、従来の locate
に慣れている場合は、mlocate
(locate
) を選択することも問題ありません。