🔧 使用中の環境
私が使用しているマザーボードは ASRock製「X670E PG Lightning」。
発売日に購入し、現在まで約 2年半 使用しています。
このマザーボードに搭載されている CMOS電池(RTC用) は、一般的な CR2032リチウムボタン電池 です。
🔋 CR2032電池の基本仕様
項目 | 内容 |
---|---|
電圧 | 3V(公称) |
容量 | 約220〜240mAh |
主な用途 | CMOS設定の保持、リアルタイムクロック(RTC) |
想定寿命 | 約3〜5年(CMOS用途) |
⏱️ 寿命の目安と現在の状態
X670E PG Lightningを発売日から使用している場合、現在で約2年半経過しています。
CMOS用途におけるCR2032の寿命は一般的に3〜5年とされており、現時点では寿命範囲内であり、正常動作していれば交換不要です。
✅ 電池がまだ正常なサイン
以下に当てはまる場合、電池はまだ十分に機能していると考えられます:
- コンセントを抜いてもしばらくしても BIOS設定が保持されている
- PCの 日付・時刻がリセットされない
- 起動時に エラーメッセージが出ない(例:“CMOS checksum error”など)
🔄 交換が必要なサイン
逆に、次のような症状が見られる場合は CMOS電池の電圧低下 が疑われます:
- 日付や時刻がズレている(毎回初期化される)
- BIOS設定が保存できない、または勝手に初期化される
- 起動時にエラーメッセージが表示される
- POSTに時間がかかる(再構築が走っている可能性)
💡 予防的な対策としての交換
CR2032電池は非常に安価(100〜200円程度)で入手でき、交換も簡単です。
トラブルを未然に防ぐ目的で、3年を目安に予防交換するのも良い判断です。
🛠 CMOS電池の交換方法(簡易手順)
- PCの電源を完全に切り、電源ケーブルを抜く
- サイドパネルを開け、マザーボード上のコイン型電池(CR2032)を確認
- 小さなマイナスドライバーなどで電池を取り外す
- 新しいCR2032電池を極性(+/-)を確認して取り付ける
- 電源を戻して起動し、BIOS設定を再確認
📝 まとめ
項目 | 状態 |
---|---|
使用期間 | 約2年半 |
電池の寿命 | まだ大丈夫(通常3〜5年) |
異常の有無 | なければ交換不要 |
安心したい場合 | 3年経過前後での交換がおすすめ |
CMOS電池の寿命切れは地味ながらトラブルの元になることもあるので、この記事を参考にご自身のPC環境も一度チェックしてみてはいかがでしょうか。